平成19年９月20日（木）武雄町にある湖畔の宿・厚生年金会館ハートピア武雄（民間に売却されることが決定）にて開催されました。
第１部は「最近の税務相談事例」で　①役員給与の実務問題と　②新減価償却制度の実務問題を中心に九州北部税理士会の税務相談室に寄せられた相談事項を基に税理士・有田義博氏に講義をして頂きました。
①の役員給与に関しては唐突に出来た法律で疑問点も多く、会員の戸惑いを少しでも解決すべく適切な講義を頂きました。この法律が出来た時、戦後の混乱した時代の話で「悪法でも法律は守らなければならない」と闇米を食べるのを拒んで餓死された佐賀県白石町の山口義忠判事の事を思い起こしてしまいました。
②の新減価償却に関しては償却費の算出はもはや、コンピュータなしでは計算不可能な時代へと突入し、手書きの時代は終ったと実感しました。この二つの制度は今から税理士を大いに悩ませることでしょう。
第２部はMJS大塚由之福岡支社長ほか社員の方からACELINK Naviの新機能について、iCompassやExcel入力システムなど最新情報を伺いました。